NBAは、メンフィス・グリズリーズのディロン・ブルックス選手に対し、試合中カメラマンを突き飛ばしたとして35,000ドル(約463万円)の罰金を科した。
この事態は現地時間15日のマイアミ・ヒート戦で起きた。第2クォーター、ルーズボールを拾いに行ったブルックス選手は、ラインを越えてバランスを崩し、スコアラーズテーブルの隅を使って身体を起こした。その瞬間、手でカメラマンを押し倒した様子がとらえられた。
Grizzlies forward Dillon Brooks has been fined $35,000 for pushing a cameraman on the sideline from Wednesday night's Grizzlies-Heat game.pic.twitter.com/xy7f9F49bj
— ClutchPoints (@ClutchPointsApp) March 17, 2023
その場ではテクニカルファウルを宣告されなかったが、カメラマンは重傷を負った。
NBAの選手とコーチは、1シーズン中に16回のテクニカル ファウルを犯した場合、無報酬で1 試合の出場停止処分が科される。ブルックス選手は今月初め、デンバー・ナゲッツ戦で16回目のテクニカルファウルを受け、次戦を欠場した。17回目以降は2回のテクニカル ファウルごとに無報酬の出場停止処分を科されるため、ブルックス選手は次のテクニカルファウルを犯すと1試合出場停止となる。
グリズリーズはジャ・モラント選手がコート外のトラブルで無報酬で8試合出場停止処分、ブランドン・クラーク選手はこの試合でアキレス腱断裂の大怪我を負った。ブルックス選手のプレーが今後のグリズリーズの明暗を分ける可能性がある。






