バスケ・スポーツ漫画の代表作である「スラムダンク」
登場するのは個性豊かな魅力的なキャラクターばかりですが、実は彼らにもモデルとなった実在する人物・選手が存在します。
見た目が似ている選手はもちろん、プレイスタイルをモデルとしたキャラまでいるようですが、人気キャラのモデルとはどの選手なのでしょうか?
スラムダンクのモデル①赤木剛憲(ゴリ)
スラムダンクの主役高校、湘北のキャプテンである赤木剛憲(通称:ゴリ)。
作中屈指の高身長とパワー溢れるプレイスタイルが魅力なキャラクターで、時に豪快なダンクを決めプレイも見た目も印象に残ります。
このゴリのモデルは90年代にNBAで活躍した名センター、「デビッド・ロビンソン」です。
実際のデビッドもパワフルなプレイスタイルが魅力であり、身長はなんと216㎝。
現在までの全NBA選手中でも高い部類に入る大きさです。(NBA選手の平均は190㎝後半)
まさにゴリのモデルそのものと言えるでしょう。
なお、同時代に活躍した「パトリック・ユーイング」とはライバル関係で、こちらは作中でゴリのライバルだったビッグ・ジュンこと魚住のモデルでは?とファンの間で囁かれています。
スラムダンクのモデル②三井寿
スラムダンク屈指の人気キャラ、三井寿のモデルとなった選手は誰なのでしょうか?
三井寿の名言集でもまとめている通り、三井寿はスラムダンクでも有数の名場面・名言を残したキャラクターです。
中にはスポーツ漫画界に残るようなものもあります。
そんな三井寿の代名詞は要所で確実に決めるスリーポイントシュート。
モデルについて作者が明言しているわけではないのでファンの考察程度ですが、スリーポイントを武器に活躍した「マーク・プライス」ではないかと言われています。
また、同じくスリーポイントシューターとして高い得点力を誇った名選手、「クリス・マリン」もモデルの候補です。
見た目のモデルはありませんが、プレイスタイルなどの共通点からこの2人がモデルだった可能性は高いと言えるでしょう。
スラムダンクのモデル③宮城リョータ
宮城リョータは湘北高校のポイントガードを務める2年生で、時に試合を作る切り込み隊長、時に三井と並びチームの兄貴分として活躍しました。
そんな宮城リョータにもモデルが存在します。
そのモデルとは、フェニックス・サンズで活躍した「ケビン・ジョンソン」です。
宮城リョータの身長はバスケ部の中では168㎝と小柄ですが、ジョンソンの身長もまた185㎝とNBA選手の中では小柄。
プレイスタイルもスピードとテクニックを持っており、時にはアグレッシブなダンクを決めることも。
リョータの得意技、飛び蹴りはここから来ているとか。
なお、前述した三井のモデル候補「マーク・プライス」とは同じチームの先輩後輩。
しかもポジションを争う味方のライバルであり、ジョンソン側がトレードで放出されてしまったという関係があります。
登場当初、三井と仲が良くなかったのはこれが原因なのか?という考察ができそうですね。
スラムダンクのモデル④流川楓
流川楓は湘北高校のエースにして、主人公・桜木と同じ1年生のライバルというまさに実力・人気ともに高いキャラです。
1年生ながらも作中で最強クラスの選手として、成長と活躍を重ねていく姿は「もう一人の主人公」そのものでした。
そんな流川のモデルは、バスケットの神様である「マイケル・ジョーダン」です。
「エア」と呼ばれるほどの滞空時間から飛び出すダブルクラッチ、1on1に勝利し得点を次々に稼ぐその姿は、まさしくマイケル・ジョーダンそのもの。
ちなみに流川楓が履いているバッシュの一つは、エアジョーダン5です。
スラムダンクのモデル⑤桜木花道
続いてはスラムダンクの主人公、桜木花道のモデルについてご紹介します。
花道はバスケ素人ながらも強豪たちと戦い成長していった、スラムダンクどころかスポーツ漫画界を代表する人気キャラクターです。
桜木花道のモデルについてですが、実は他の湘北選手と異なりモデルとなった人物もモデル候補の人物も居ません。
見た目がよく似ている「デニス・ロッドマン」という選手がモデルではないかと噂されましたが、こちらは作者である井上先生が否定しました。
ただし、井上先生は「チャールズ・バークレー」という選手がモデルに近い人物としています。
バークレーのプレイスタイルは抜群の運動能力とパワーを兼ね備えた選手で、高さはありませんが頑丈なボディを武器に活躍した選手です。
どことなく、身体能力と工夫で強敵に挑む桜木に重なる部分もありますね。
⇒スラムダンク桜木花道のバッシュをご紹介!スラムダンクのモデル⑥牧紳一
続いて紹介するスラムダンク人気キャラクターのモデルは、湘北高校にとって県内最大のライバルチームである「海南大附属」の主将、牧紳一のモデルです。
海南大附属は神奈川県の覇者として、毎度インターハイ出場を果たしているスーパーチーム。
その主将・牧はスピード・パワー・テクニックすべてで湘北ほか県下のチームを翻弄した超高校級の人気キャラです。
話は変わりますが、「海南大附属」というチーム自体にモデルが存在すると言われています。
実は90年代、NBAで常勝軍団となっていた「ロサンゼルス・レイカーズ」が海南のモデルとされています。
ユニフォームのイメージもよく似ていますね。
余談ながら、湘北は「シカゴ・ブルズ」がモデルとされています。
話を戻して、牧紳一のモデルはレイカーズで活躍した「マジック・ジョンソン」です。
ポイントガードとして圧倒的な実力を持っていたマジック・ジョンソンは、スラムダンクの作中で無双した牧と重なります。
まさに屈指の強敵に相応しいモデルと言えるでしょう。
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